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1分解説◎SARS-CoV-2のPCR・抗原検査ともに、実施には行政との契約が必要
診療所での新型コロナウイルス検査の始め方

 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第2波への備えの一つとして、自分の診療所でも新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査の実施を検討したい」「昨今、実用化された抗原検査や唾液PCR検査であれば、自分の診療所でもできそうだ」──。

 COVID-19の第1波が収束した今だからこそ、次の流行前に準備しておきたいことの一つに、SARS-CoV-2検査があるだろう。「保険適用されているのだから、検査キットを買えばすぐできるだろう」。こうお考えの医師がいるかもしれない。

 厚生労働省によると、「感染対策さえ十分であれば、原則、全ての医療機関で有症状患者へのSARS-CoV-2の抗原検査、PCR検査ともに実施可能」とのこと。ただし、指定感染症であるCOVID-19の検査は、全て「行政検査」の枠組みの中で実施する必要があることから、一つだけ条件がある。それは、委託契約の締結だ。これは、保険診療として検査を実施する場合も含まれる(囲み)。

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シリーズ◎新興感染症
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する話題を中心にお届けしています。

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