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医師3362人に聞いた「COVID-19のメンタルヘルスへの影響」
“コロナうつ”が医師の間でまん延中か
4人に1人でメンタル不調が継続、不調続く医師の2割がメンタルサポート求める

図1 COVID-19流行がなければ生じなかったと考えられるようなメンタル関連の不調はありますか?(n=3362人)

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、医師の多くがメンタル関連の不調を自覚しており、いわゆる“コロナうつ”を示唆する症状に悩む医師も少なくないことがこのほど明らかになった。メンタル不調が続く医師の約1割は既に何らかのメンタルサポートを受けていたが、約1割はサポートを受けたいと考えつつも相談や受診に至っていないことも示された。

 WHOによると、COVID-19流行は全世界で医療従事者のメンタルヘルスに大きな影響を生じている。中国における医療従事者を対象とした調査では、50%が抑うつを、45%が不安を、34%が不眠を訴えていた。またカナダにおける調査では、医療従事者の47%が精神的なサポートを求めていたという。今回の調査により日本においても、COVID-19は医療従事者に対して精神的に大きな負担を生じており、何らかのサポートが早急に必要であることが示唆された。

 これは5月22~25日に日経メディカル Onlineの医師会員を対象に行ったアンケートの結果。アンケートに回答した3362人のうち約4割の医師が、COVID-19が国内で報告されるようになった今年1月以降、COVID-19流行がなければ生じなかったと考えられるようなメンタル関連の変化・症状を自覚していた。1割強(13.8%、465人)では今は不調は改善していたが、全体の約4分の1(24.0%、804人)の医師では今も不調が継続していた(図1)。

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