日経メディカルのロゴ画像

NEWS◎一時的な措置ながら初めてのCOVID-19治療薬
米国でCOVID-19にレムデシビルが使用許可
日本での申請については未定

 ギリアド・サイエンシズは2020年5月1日、同社が開発中の抗ウイルス薬レムデシビルについて、米国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で入院中の重症の患者に対して緊急時の使用許可を取得したと発表した。あくまで緊急での使用許可だが、COVID-19の治療薬が認められるのは初めて。

 レムデシビルは、もともとエボラ出血熱など新興感染症の治療薬として開発が進められてきた抗ウイルス薬で、ウイルスのRNAポリメラーゼを阻害する。現在、ギリアド自身の他、米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)など複数の機関によってCOVID-19に対する臨床試験が進められている。ギリアドが行っている臨床試験では、5日投与群で64.5%(129例/200例)が、10日投与群で53.8%(106例/197例)が臨床的回復に到達している。また、NIAIDが行った臨床試験では、レムデシビルを投与された患者は、プラセボ群比較して症状が続く期間が15日から11日に縮んだという(p<0.001)。

この記事を読んでいる人におすすめ