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医師4473人に聞いた「新型コロナウイルス感染症に対する検査の実施基準」
接触歴あれば無症状でも「PCR検査すべき」64%
84%が症状・肺炎像だけで「全員検査すべき」

 4月7日、都市部を中心に緊急事態宣言が発出された。新型コロナウイルスの感染は、日本においても急速に拡大している。

 緊急事態宣言と同時に閣議決定された緊急経済対策では、PCR検査体制の強化などの感染拡大防止策も盛り込まれた。しかしPCR検査に関しては、「検査不足は潜在的なクラスターを見逃す」という声がある一方、「検査数を増やすと軽症や無症状の陽性患者増加によって医療現場の混乱を招く」など、どこまでを検査対象とすべきかについて、医療従事者の間でも様々な意見が飛び交っている。

 PCR検査の実施可能件数は十分にあっても、個人防護具不足による検体採取時の感染リスクを懸念する声もある。日本感染症学会と日本環境感染学会が4月2日に発表した共同提言でもPCR検査の適応は「入院治療の必要な肺炎患者で、ウイルス性肺炎を強く疑う症例」としており、軽症者には推奨せず重症化傾向が見られてから検査を考慮すべきだとしている。

 では、現場に立つ医師たちはどう考えているのか。

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