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NEWS◎東京都医師会が記者会見
かかりつけ医からコロナ外来へのホットラインを
相談センターの応答率は約4分の1、「医療機関用ホットラインを調整中」

都民向けの「4つのお願い」を発表する東京都医師会長の尾﨑治夫氏。

 東京都医師会は3月12日に記者会見し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する基本方針を発表した。既に市中に流行していることを前提に、全ての東京都医師会員が今後、かかりつけ患者の電話相談窓口になり、必要な場合は新型コロナ外来(帰国者・接触者外来)に紹介できるルートを構築する考えを示した。

 現在、国が示している方針は、COVID-19を疑わせる症状があったり、COVID-19患者と濃厚接触した人はまず、「帰国者・接触者電話相談センター(新型コロナ受診相談窓口)」に電話をして、PCR検査の必要があったり重症化の疑いがあれば、センターが「新型コロナ外来」(東京都の名称。国は「帰国者・接触者外来」と呼ぶ)を紹介するフローになっている。

 この新型コロナ外来の場所は、患者だけでなく地域の開業医など医療関係者にも知らされていない。そのため、例えば開業医がかかりつけ患者を診て新型コロナ外来に紹介したいと思っても、医師が帰国者・接触者電話相談センターに電話をしなくてはならない。「現在、相談センターに電話が殺到している状態で、東京都の場合、電話がつながるのは4分の1程度」と東京都医師会副会長の角田徹氏は話す。さらに、相談センターに電話がつながっても、新型コロナ外来を受診すべきかどうかという判断に時間がかかるケースが多発しているという。

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