日経メディカルのロゴ画像

トピック◎新型コロナウイルス感染症
WHO、「COVID-19はパンデミック」の認識表明

WHOのテドロス事務局長

 WHOのテドロス事務局長は3月11日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がパンデミック(世界的な大流行)に至っているとの認識を示し、各国に対し一層の対策強化を求めた。

 テドロス事務局長は記者会見で、「過去2週間に、中国以外の地域で患者数が13倍に増加し、国や地域の数が3倍になった。今後もさらに増えると見られる」と指摘。WHOのリスク評価の結果、パンデミックといえる状態であるとの認識に至ったと説明した。WHOがパンデミックとしたのは、2009年の新型インフルエンザ(現在のA/H1N1pdm2009)以来となる。

 WHOのまとめでは、3月11日16時時点で累計患者数は11万8381人、死亡例は4292人だった。中国が累計患者8万955人、死亡例3162人で、それぞれ全世界の68.4%と73.7%を占めている。中国以外では感染地域が113カ国・地域に広がり、累計患者数は3万7426人、死亡例1130人となった(図1)。

図1 世界的な大流行の様相を呈している新型コロナウイルス感染症(WHOのウエブサイトから)

この記事を読んでいる人におすすめ