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トピック◎新型コロナウイルス感染症・北海道の状況
緊急事態宣言1週間、発症者は14人に減少

 北海道知事が緊急事態宣言を発表した前後の1週間で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症した人は、宣言前1週間が29人だったのに対し、宣言後の1週間が14人と減少したことが明らかになった。

 北海道の鈴木直道知事が緊急事態宣言を発表したのは2月28日。宣言は、仕事などで出かけざるを得ない人の外出や商業施設の営業などまで規制するものではなく、週末の外出を控えるよう求めた「お願い」だった。ただし、緊急事態宣言の期間を2月28日から3月19日までとし、この3週間は感染防止対策を集中的に実施する方針も示し、道民の協力のもと、道をあげて対策に取り組む姿勢を明確にしたものだった。

 北海道の流行状況を振り返ると、3月9日時点で、発症日ベースの感染患者の推移は図1のようになる。全体としては、2月18日に発症者のピークがあり、その後は減少傾向が続いていた。

 緊急事態宣言の発表前後の1週間で比較したところ、宣言前1週間(2月22~28日)に発症した人は29人だった。一方、宣言後の初めての週末を含む1週間(2月29日~3月6日)に発症した人は14人にとどまっていた(3月9日時点)。

図1 北海道の新型コロナウイルス感染患者の推移(発症日ベース)

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