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NEWS◎新型コロナウイルス感染症
北海道で陽性患者診察した開業医の感染を確認

 北海道は2月26日、前日に確認された3人の新型コロナウイルス感染者の詳細を明らかにした。道内での新型コロナウイルス感染者は計35例になる。うち1人は美瑛町の60歳代の男性開業医で、道内21例目の患者を診察した医師だった。

 同医師は直近に海外渡航歴はなく、2月25日に新型コロナウイルスの検査を実施したところ、陽性であることが判明した。行動歴および濃厚接触者については、現在調査中とのこと。

 21例目の患者は発熱などの症状があり2月18日と19日にそれぞれ別の医療機関を受診、23日に検査陽性であることが判明して指定医療機関に入院した。60歳代の開業医は、この21例目の患者から感染した可能性が高い。新型コロナウイルス感染症を疑わせる症状はなかったが、地域医療に携わる医師であることから検査を行ったところ、陽性と判明した。21例目の患者と接触後、感染が判明するまで同医師は通常の診療を行っていたが、既報では無症状者からの感染を示す知見はなく二次感染のリスクは極めて低いと判断、その後に同医師が診た患者の追跡は行わないという。

 道では、日常診療でも新型コロナウイルス感染を疑わせる患者を診察する場合は、マスクやゴーグルの使用といった標準予防策を徹底してほしいと話している。

 なお26日午後、北海道はさらに3人の新たな患者の確認を発表した。日高地方の70歳代の女性2人と函館市の住民で、函館市の住民は2月25日に死亡した。

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