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トピック◎新型コロナウイルス感染症の二次被害
災害医学会、「偏見や先入観に基づく批判」に強く抗議
チャーター便やクルーズ船で感染対策に従事した医療者に不当な批判

 日本災害医学会は2月22日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策に携わった医療者が不当な批判にさらされているとし、これに強く抗議する声明を発表した。

 声明では、同学会会員をはじめとする様々な医療関係者の尽力があって、チャーター便で帰国した約800人とクルーズ船内の乗客・乗員約3700人に対する健康管理および相談、医療救護班活動、重篤化する症例の搬送業務、搬送調整業務、処方薬調整、さらには外来や入院患者への対応などが展開できていると説明。

 その結果、約700件にのぼる感染者も含めた搬送調整を行い、170件余りの重篤化する症例に対する船内診療活動と救急搬送を実行し、1800人からの処方薬のリクエストにも数日で応需したと強調。「もしこうした活動がなかった場合には、より多くの乗客・乗員が重症化し、人命が失われた可能性が高いことは想像に難くない」との見解を示した。

日本災害医学会がウェブサイトで発表した「新型コロナウイルス感染症対応に従事する医療関係者への不当な批判に対する声明」の冒頭

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