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寄稿◎プライマリ・ケアの現場がこれからやるべきこと
COVID-19に診療所や病院外来はどう対応する?

2020/02/25
中山 久仁子(マイファミリークリニック蒲郡)

なかやま・くにこ氏○医療法人メファ仁愛会 マイファミリークリニック蒲郡 理事長・院長。藤田保健衛生大学(現:藤田医科大学)卒業、ロンドン大学衛生・熱帯医学部 熱帯医学・国際保健学専攻修士課程修了、東京大学大学院医学系研究科枚科学生態防御感染症学専攻博士課程修了。家庭医療専門医、感染症専門医。

 2月15日以降、日本各地で感染経路が特定できない感染事例が報告され始めました。いよいよ、私たちの地域に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がやってきます。

 COVID-19は、約8割の方は軽い症状で治りますが、主に高齢者・基礎疾患のある人の重症例が報告されています。多くの人が軽症ということに安心することなく、重症や死亡者を減らすためには、地域での感染者数を増やさないことが大切です。1人の感染から2人、4人と周りが感染し、そして100人、1000人の感染の元になりますので、1人でも増やさない地道な対策が感染の広がりを最小限に抑えることにつながります。

 診療所や外来は慌ただしくなるかもしれません。混乱しないように準備しておきたいものです。本稿では、現時点で、当院で実施している対策を紹介します(今後の流行によって変化する可能性があります)。

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