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緊急寄稿◎COVID-19感染拡大による学会の開催中止発表が相次ぐ中で
「新型コロナ患者を診たら学会参加を自粛せよ」は適切か

2020/02/22
忽那 賢志(国立国際医療研究センター国立感染症センター国際感染症対策室)

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に伴い、第84回日本循環器学会、第4回日本臨床肛門病学会、第92回日本胃癌学会、第6回日本医療安全学会など学術集会の中止や延期を決定した学会が相次いでいる。

 世界保健機関(WHO)からは「現在のCOVID-19アウトブレイクにおけるマスギャザリング 実施の計画に関する主な提言」が出されており、将来流行が広がる可能性、臨床的重症度、治療オプション、医薬品やワクチンを含む予防の可能性、群集密度、参加者間の接触の性質(コンサート/宗教、屋内/屋外、集会会場のレイアウト)、参加者の職業/参加者の曝露の可能性、COVID-19の影響を受けた国/地域から過去14日間に来る参加者の数、参加者の年齢、イベントの種類または目的(例えば、スポーツ、祭り、宗教、政治、文化)、参加者の移動期間と移動方法などを勘案して開催・中止を検討すべきとされている。

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