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NEWS◎国内医療機関での集学的治療でも救命できず
新型コロナ陽性確認者で初の国内死亡例
クルーズ船内で事務業務にあたっていた厚労省職員らの感染も明らかに

 厚生労働省は2月20日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した80歳代の男女2人が死亡したと発表した。国内の死亡例でCOVID-19が直接の死因として報告されたのは今回が初めて。死亡した2人は横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客だった。

 COVID-19に関連する死亡例としては、13日に神奈川県で80歳代の女性が死亡したことが報告されている。ただこの例では、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)陽性が明らかになったのは死亡後。20日の死亡例は、COVID-19と診断された後に、SARS-CoV-2にも有効とされる抗HIV薬や抗インフルエンザ薬の投与を受けていたという。重症のCOVID-19では、国内の医療機関で最新の手厚い治療を受けても、必ずしも肺炎死が防げるわけではないことが明らかになったとも言えそうだ。

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