大腸がん検診の新たな選択肢として大腸CT検査(CTC)が注目を集めています。便潜血検査陽性にもかかわらず大腸内視鏡検査がこわいとか恥ずかしいといった理由で精密検査を受診しないケース、高齢で検査前の大量の下剤の服用が難しいケース、過去の大腸内視鏡検査でとても辛い思いをしたような、挿入困難なケース……CTCならば解決できるかもしれません。今回、4回にわたり、日々CTCに携わっている東海スクリーニング大腸CT研究会のエキスパートに解説していただきます。1回目は、聖隷健康診断センター(静岡県浜松市)放射線課の平野昌弘氏にCTCの概要を解説していただきます。
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連載の紹介
シリーズ◎大腸癌を征圧せよ
早期に発見し、早期に治療すれば治癒するのが大腸癌。内視鏡検査・治療や外科手技の進歩によって5年生存率の改善が進むが、高齢化の進展、外科医不足、内視鏡検査への忌避感など、まだまだ課題も少なくない。大腸癌の征圧を目指した最新の取り組みを紹介する。
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