脳梗塞急性期の治療として組織プラスミノーゲンアクチベーター(tPA)投与後、血栓回収療法などのより専門的な治療が行える施設へ搬送するドリップシップ(drip and ship)法は、欧米では積極的に展開されている。厚生労働省研究班がドリップシップ法について国内多数例を対象に検討した結果、同治療に伴う後遺障害や死亡の増加は認められず安全性が確保されていることが明らかになった。
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連載の紹介
シリーズ◎脳卒中急性期医療が変わる
24時間365日脳卒中患者を受け入れ、tPA投与をはじめとする脳卒中治療を速やかに実施する「一次脳卒中センター」。米国に比べ20年近くも導入が遅れたが、ようやく2020年春には全国1000病院が認定される見込みだ。
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