嘱託殺人容疑事件で話題となった京都在住の筋萎縮性側索硬化症(ALS)女性患者は「胃ろうをやめたい」と主治医に相談していたと報道されている。ALS患者の治療中止の要望といえば、10年以上前、患者が要望したにもかかわらず、病院が「人工呼吸器を外すことは難しい」と結論した事例を思い出す医療者もいるだろう。もしかしたら、同事例の報道が、この女性患者の主治医の対応にも影響を与えていたかもしれない。ただし、この10年以上前の”事件”について真相を知る人は少ないのではないだろうか。
シリーズ◎どうする? 人生の最終段階を迎える患者の診かた
リポート◎ALS患者の人工呼吸器を本人の要望があっても外せなかった理由
今だから話せる、あの記者会見の真相
2020/11/04
小板橋律子=日経メディカル
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連載の紹介
シリーズ◎どうする? 人生の最終段階を迎える患者の診かた
人生の最終段階を迎える患者をどう診察していくべきか。
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