左室駆出率(EF)50%以上の慢性心不全患者でのSGLT2阻害薬エンパグリフロジンの有効性が示されたことで、EFの保たれた心不全(HFpEF)に対する薬物治療にも変化が現れそうだ(関連記事:真のHFpEFにもエンパグリフロジンは有効)。とはいえ、現段階では有効な治療法が確立していないHFpEF。併存症に対する治療を行うこととされているが、その治療薬の中で少しでもHFpEFに対するエビデンスがある薬剤を選択することはできないのだろうか?
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連載の紹介
シリーズ◎心不全を克服せよ
心不全患者が急増する「心不全パンデミック」の到来に危機感が強まる中、新薬や最新技術の登場により心不全治療は大きく変わりつつある。令和時代の心不全治療、その最先端を追う。
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