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学会トピック◎第81回米国糖尿病学会学術集会(ADA2021)
「RCTでHFpEFへの有効性示した最初の薬剤」
SOLOISTとSCOREDの統合解析結果

米国Brigham and Women's HospitalのDeepak L. Bhatt氏

 SGLT1/2阻害薬ソタグリフロジン(sotagliflozin、国内未発売)の心不全イベント抑制効果は、左室駆出率(EF)の値にかかわらず一貫して期待できるようだ。同薬の抗心不全効果を評価したSOLOIST-WHFSCOREDの統合解析(pooled analysis)の結果で、バーチャル開催された第81回米国糖尿病学会学術集会(ADA2021、会期:6月25~29日)のシンポジウムで、両試験の主任研究者を務めた米国Brigham and Women's HospitalのDeepak L. Bhatt氏が解説した。2型糖尿病がベースにある患者を対象とした二次的な解析ではあるが、ソタグリフロジンは、EFの保たれた心不全(HFpEF)に対する有効性がランダム化比較試験によって示された最初の薬剤となった。

連載の紹介

シリーズ◎心不全を克服せよ
心不全患者が急増する「心不全パンデミック」の到来に危機感が強まる中、新薬や最新技術の登場により心不全治療は大きく変わりつつある。令和時代の心不全治療、その最先端を追う。

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