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リポート◎群馬県立心臓血管センターの挑戦
入院高齢心不全患者に「早期の筋トレ」が効く

 回復期から外来、そして在宅へと、心臓リハビリテーションの活躍の場が広がる中、入院早期から心臓リハビリの一環としてレジスタンストレーニング(以下RT。筋力トレーニング)を導入する動きがある。群馬県立心臓血管センターは、入院した高齢心不全患者に対してRTを行うランダム化比較試験を実施。通常のリハビリにRTを上乗せすることを、安全かつ効果的に実行できることを証明した。

 2020年8月31日。J-STAGE(科学技術振興機構が運営する電子ジャーナルの無料公開システム)で、ある研究論文が早期公開となった。原著名は「入院高齢心不全患者における早期レジスタンストレーニングの安全性と身体機能への効果──ランダム化比較試験──」。群馬県立心臓血管センターリハビリテーション課の研究チームが取り組んだ研究結果を報告したものだ。

連載の紹介

シリーズ◎心不全を克服せよ
心不全患者が急増する「心不全パンデミック」の到来に危機感が強まる中、新薬や最新技術の登場により心不全治療は大きく変わりつつある。令和時代の心不全治療、その最先端を追う。

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