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学会トピック◎欧州心臓病学会会議(ESC2020)
SGLT2阻害薬エンパグリフロジンも抗心不全薬に
HFrEF患者の心血管死亡+心不全入院を25%抑制、EMPEROR-Reduced試験

米国ベイラー大学医療センターのMilton Packer氏(ESC2020発表時の画面より)

 SGLT2阻害薬エンパグリフロジンの投与により、左室駆出率が低下した心不全(HFrEF)患者の心血管イベントリスクが25%、有意抑制された。日本も参加した20カ国による国際共同第3相試験EMPEROR-Reducedの結果で、インターネット上で開催された欧州心臓病学会会議(ESC2020、会期:8月29日~9月1日)の初日である8月29日に、米国ベイラー大学医療センターのMilton Packer氏らが発表した。1年前の同じ会議(ESC2019)で発表されたダパグリフロジンを被験薬とするDAPA-HF試験(関連記事)と一致した結果であり、SGLT2阻害薬の抗心不全薬としての評価はより強固なものになった。

連載の紹介

シリーズ◎心不全を克服せよ
心不全患者が急増する「心不全パンデミック」の到来に危機感が強まる中、新薬や最新技術の登場により心不全治療は大きく変わりつつある。令和時代の心不全治療、その最先端を追う。

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