心不全の治療法開発において、腸内細菌の持つ酵素が新たなターゲットになるかもしれない。7月27日からオンライン開催された第84回日本循環器学会学術集会(JCS2020)で、心不全の増悪因子と考えられている腸内細菌関連代謝物トリメチルアミン-N-オキシド(TMAO)の生成経路のうち、腸内細菌のカルニチンTMAリアーゼが心不全患者の血中TMAO濃度に影響することが示された。神戸大学循環器内科の山下智也氏が発表した。
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連載の紹介
シリーズ◎心不全を克服せよ
心不全患者が急増する「心不全パンデミック」の到来に危機感が強まる中、新薬や最新技術の登場により心不全治療は大きく変わりつつある。令和時代の心不全治療、その最先端を追う。
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