2019年11月、新規心不全治療薬イバブラジン(商品名コララン)が発売された。心臓の洞結節に作用し、血圧などに影響することなく心拍数だけを低下させる同薬は、標準的な3剤を使用しても心拍数が十分に下がらない患者への効果が期待されており、欧米のガイドラインでは数年前から推奨されている。心拍数低下という意味では同様の効果を有するβ遮断薬とは、どのようなすみ分けになるのだろうか。専門医に両者のメリット・デメリットや使いどころを聞いた。
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連載の紹介
シリーズ◎心不全を克服せよ
心不全患者が急増する「心不全パンデミック」の到来に危機感が強まる中、新薬や最新技術の登場により心不全治療は大きく変わりつつある。令和時代の心不全治療、その最先端を追う。
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