公立福生病院(東京都福生市)で、腎臓病患者が人工透析治療を中止する選択をし、その後、死亡に至ったとする報道が波紋を広げている。非難や責任追及の声が拡がり、「透析をしなかったのは殺人行為」という短絡的な主張も飛び交った。「これでは本質的な問題を見失う」と危機感を抱いた日本臨床倫理学会(理事長:新田國夫氏)は3月22日、透析をしない決定プロセスに不可欠な倫理的配慮を提示し、冷静な議論の必要性を訴えた。

「透析をしない決定」に不可欠な倫理的配慮とはの画像

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