1994年に保険適用された人工内耳の植え込み術は感音難聴の診療を一変させ、重度な先天性の難聴でも言葉の後れを回避できるようになった。ただし、人工内耳を有効に機能させるには、適応患者を早期に拾い挙げ、適切な時期に埋め込み術を行い、継続的に訓練を行うなどクリアすべき課題は多い。日本聴覚医学会理事長で、東京大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科教授の山岨達也氏に、人工内耳に残された課題を聞いた(文中敬称略)。

重度感音難聴でも言葉の後れを回避できるの画像

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