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学会トピック◎第63回日本腎臓学会
CKD15万人を5年間追跡できるデータベースが腎臓学会にはある
CKD患者のゲノム、血漿、尿のバイオバンクの整備も開始

 日本腎臓学会は2014年より、国内の慢性腎臓病(CKD)患者のデータベース登録を進めている。このデータベースを使えば、日本におけるCKD患者の診療実態をはじめ、治療内容と予後との相関解析など、新しいエビデンスの発見につなげられる可能性がある。大学病院の電子カルテのデータベースから自動でCKD患者のデータを収集するシステムを作り上げている。第1期プロジェクトとして国内15大学を受診したCKD患者14万8183人の電子カルテ情報を蓄積しているが、第2期プロジェクトでは国内5大学を受診した15万人のCKD患者を5年間追跡できる縦断データベースの構築も始まっている。第3期のデータベース作りにも着手した。

 8月19日から神奈川県横浜市で開催された第63回日本腎臓学会学術総会で、同学会理事長で、今回の学術総会の総会長を務めた柏原直樹氏(川崎医科大学腎臓・高血圧内科学教授)が、学会としての取り組みを紹介した。

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