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トレンド◎ASN2019で新たな報告相次ぐ
RA系抑制とは違う腎保護治療が見えてきた
川崎医科大学腎臓・高血圧内科学教授の柏原直樹氏に聞く

 これまで腎障害を治療する薬剤はなく、血圧や血糖などの管理のほか、尿蛋白を抑えるRA系阻害薬の使用ぐらいしか選択肢はなかった。最近、SGLT2阻害薬が2型糖尿病患者の末期腎不全や血清クレアチニン倍化、腎死などを抑制することが臨床試験で示され注目されているが、11月5日から米国ワシントンで開催された米国腎臓病学会(ASN2019)では、新たにアルドステロン受容体拮抗薬の腎保護効果を証明した臨床試験の結果が報告された。さらに開発中のNrf2活性化薬バルドキソロンによる腎保護作用の機序に関する基礎的な検討結果も発表された。この2つの検討に関わった川崎医科大学腎臓・高血圧内科学教授の柏原直樹氏(日本腎臓学会理事長)に詳細を聞いた。


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