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シリーズ◎2020診療報酬改定
【回復期入院】実績指数の要件の基準値を厳格化
栄養管理の面からもリハビリの効果を支援

 厚生労働省中央社会保険医療協議会(中医協)は2月7日の総会で2020年度診療報酬改定案を了承し、加藤勝信厚生労働大臣に答申した。回復期リハビリテーション病棟入院料では、リハビリの効果をさらに重視する内容となった。

 回復期リハビリ病棟入院料においてリハビリの効果を評価する指標の1つがリハビリ実績指数。入棟期間中にFIM(機能的自立度評価法)得点(運動項目)がどれだけ改善したかを指標化したもので、現制度では入院料1で「37以上」、入院料3で「30以上」が基準値となっている。ただ厚労省の調査では、多くの病院で基準値を大きく超える実績指数を確保できていることが分かった(図1)。こうした傾向などを踏まえて今改定では、入院料1では実績指数を「40以上」、入院料3では「35以上」に引き上げる。一方で、2020年3月末時点で入院料1・3を届けている場合は、9月30日までこの基準を満たしているとみなす経過措置を設ける。

図1 2017年10月と2018年10月における入院料ごとのリハビリ実績指数の平均
出典:中医協・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(2019年6月7日)資料

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