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【慢性期入院】1月29日の中医協総会で短冊が公表
療養は「経過措置1」を2年間再延長

 厚生労働省・中央社会保険医療協議会中医協)総会は1月29日、2020年度診療報酬改定の個別改定項目を示した短冊(具体的な点数を除いた改定案)を公表した。療養病棟入院基本料に関しては、2018年度改定で、入院料2の「看護配置20対1以上」「医療区分2・3の該当患者割合50%以上」を満たせない病棟のために設けられた経過措置1・2 の取り扱いが明確になった。

 具体的には、「看護配置25対1以上」を満たせない場合の経過措置2(所定点数の80/100)は2020年3月末で廃止する(以下の別掲記事参照)。一方、「看護配置20対1以上」や「医療区分2・3 の患者割合50 %以上」を満たせない場合の経過措置1(所定点数の90/100)は、さらに2年間の経過措置延長とする。ただし点数の減額幅はより大きくなるとみられる。

 また、療養病棟入院料の要件に中心静脈カテーテルの感染防止対策を盛り込む。中心静脈カテーテルに関する院内感染対策の指針策定や、感染症の発生状況の継続的な把握を求める。医療区分3の「中心静脈栄養を実施している状態」の評価項目には、中心静脈栄養の必要性を毎月末確認する要件を追加する。

 なお療養病棟では、「中心静脈栄養の実施」で医療区分3に該当する患者が半数以上に上り、3カ月前も同じ「中心静脈栄養の実施」に該当していた患者が約7割に上ることが厚労省の調査で判明。中医協の「入院医療等の調査・評価分科会」でカテーテル感染への対策を求める意見などがあった。

 

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