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シリーズ◎2020診療報酬改定
回リハ病棟、FIM得点の患者への説明を要件化か
管理栄養士配置の努力義務は入院料2~6にも拡大する方向

 厚生労働省中央社会保険医療協議会中医協)は2019年11月29日の総会で、回復期リハビリテーション病棟入院料入退院支援に対する評価のあり方について議論した。回復期リハビリ病棟入院料では、リハビリのアウトカムを適切に評価できるよう、患者のFIM機能的自立度評価法)得点について患者や家族への説明を要件化することが検討された。

 回復期リハビリ病棟では、リハビリのアウトカムを評価する指標としてリハビリテーション実績指数が用いられている。入棟時から退棟時までのFIM得点の変化(以下、FIM利得。実績指数の算出には運動項目のFIM利得を用いる)と入院期間を基に算出する。リハビリで機能を改善させたり、疾患ごとに設定されている入院日数の上限よりも早く退棟させれば、実績指数は高くなる。現在、回復期リハビリ病棟入院料1は「実績指数37以上」、入院料3・5は「同30以上」であることが要件化されている。

 回復期リハビリ病棟入院料ごとの実績指数を比較すると、入院料1が最も高く、入院料3、入院料5と続いた(図1)。入院料2は施設基準上、入院料3・5に比べて看護職員やリハビリ専門職を手厚く配置しているが、実績指数は入院料3・5を下回った。いずれの入院料においても、2017年よりも2018年の実績指数が高かった。

図1 回復期リハビリ病棟入院料別のリハビリ実績指数
入院料1が最も高く、入院料3、入院料5と続いた。入院料2の実績指数は入院料3・5を下回った。いずれの入院料においても、2017年よりも2018年の実績指数が高かった。 ※クリックで拡大します。
(出典:第437回中央社会保険医療協議会総会資料)

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