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シリーズ◎2020診療報酬改定
療養病棟の患者の24%が膀胱カテーテルを留置
入院患者の90%以上にカテーテルを留置している病棟も

療養病棟の患者の24%が膀胱カテーテルを留置の画像

 厚生労働省の中央社会保険医療協議会・診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」(会長:九州大学名誉教授の尾形裕也氏)が10月3日に開かれ、療養病棟に関しては、膀胱留置カテーテルの留置状況に関するデータが示された。

 厚労省の調査によると、療養病棟に入院する患者の24.0%で膀胱留置カテーテルが留置されていた(図1)。このうち74.1%の患者では、3カ月以上にわたって留置されていた。膀胱留置カテーテルを抜去した患者の留置期間についても、「3カ月以上」が40.4%と最も多かった。入院患者に占める膀胱留置カテーテル留置患者の割合は、「10%以上20%未満」の病棟が最も多かったが、50%以上の病棟もあった(図2)。

 カテーテルの留置期間を短縮するための取り組みとしては、「日々の診療・ケアにおいて患者ごとに抜去できないか評価する」(55.7%)、「定期的に病棟内の長期留置患者について抜去できないかカンファレンス等で検討する」(42.6%)などを行っている病棟が多かった。一方で「特に取り組みは行っていない」病棟も15.8%あった。

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