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シリーズ◎2020診療報酬改定
「DPC点数が低くなるタイミングで転棟」突出
中医協・入院医療分科会がDPC作業部会の進捗を報告

 厚生労働省は7月25日に中央社会保険医療協議会・入院医療等の調査・評価分科会(以下、入院医療分科会)を開き、DPC/PDPS(診断群分類別包括評価支払い制度)対象病院のデータ解析を進める「DPC/PDPS等作業グループ」での議論状況を報告した。(1)DPC点数が低くなるタイミングで、より高い点数を算定できる病棟に転棟するケースが突出して多い、(2)医療資源投入量や在院日数が平均から大幅に外れる病院が存在する――ことから、さらに詳細な分析を進める方針を示した。

 近年、DPC対象病院は徐々に増え、2018年4月時点で1730病院、約49万床となり、急性期病床の約83%を占めるようになった。病床数を見ると、DPC病床数が200床未満の病院が増え、DPC病床の許可病床数に占める割合が50%未満の病院の増加が目立つ(図1図2)。

図1●DPC病床が200床以上、200床未満の医療機関数の推移

図2●許可病床数に占めるDPC病床数の割合が50%以上の病院数と、50%未満の病院数の推移

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