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シリーズ◎2020診療報酬改定
小児に多い「アレルギー」「精神・行動の障害」
中医協、「乳幼児期~学童期・思春期」「周産期」の課題を議論

 厚生労働省の中央社会保険医療協議会(中医協)総会は4月10日、2020年度診療報酬改定に向けて年代・世代別に医療の課題を明らかにする観点から、まず「乳幼児期~学童期・思春期」「周産期」について議論した。

 「乳幼児~学童期・思春期」では、(1)受診理由としてアレルギー性疾患が多く、アレルギー性疾患の自然経過を踏まえた継続的な管理が重要であること、(2)20歳未満の精神疾患患者数が大幅に増加しており、その医療ニーズにいかに応えるかが課題になっていること――が中心的な話題となった。

 まず(1)について。図1の通り、受診理由の上位にアトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎といったアレルギー疾患が挙がった。乳児期のアトピー性皮膚炎が原因で皮膚のバリア機能が低下し、後年、食物アレルギーや喘息を発症するリスクが増大する様子は「アレルギーマーチ」と言われている。この進行を予防するには、乳児期から学童期に至るまでの継続的な管理が重要だ。それに関連する診療報酬点数として、小児かかりつけ診療料があることが示された。

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