施設サービス共通の変更項目として目立つのは、口腔衛生管理と栄養管理の強化だ。現行の口腔衛生管理体制加算(30単位/月)と栄養マネジメント加算(14単位/日)を廃止し、これらの加算における取り組みを基本サービスとして実施することを求める。特に、栄養ケア・マネジメントについては未実施の場合の減算(14単位/日)を新設(経過措置期間は3年)。計画的な栄養管理の実践をより厳格に求める。
入所者の尊厳の保持、自立支援・重度化防止の推進、廃用や寝たきりの防止などの観点から、自立支援促進加算(300単位/月)も各サービス(介護療養型医療施設を除く)で新設。「日中、いかに離床させて生きがい支援につなげていくかが評価されることなる」(介護給付費分科会委員で日本医師会常任理事の江澤和彦氏)。
シリーズ◎医師が知っておきたい介護の話
決定! 2021年度介護報酬改定◎施設サービス
老健の在宅指標はリハビリ3職種の配置を評価
『日経ヘルスケア』2021年2月号より
2021/03/02
日経ヘルスケア
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