救急診療に従事する医療者は、目の前の患者の診療の質を高めるために、緩和ケア的アプローチを学ぶ必要がある──。この仮説のもとで、亀田総合病院救命救急科に所属する医師が、疼痛・緩和ケア科をローテートして学んだことをお伝えしたいと思う。
「緩和ケアは全ての人のためにある」
この言葉は、亀田総合病院の疼痛・緩和ケア科のスローガンである。当院における疼痛・緩和ケア科と救命救急科で取り組む連携や私自身の学びを通して、最後にこの言葉の意味が伝わればという思いで執筆させていただきたい。ぜひ、急性期医療の質向上の一側面として、また普段、緩和ケアに従事されている方には急性期医療とのコラボレーションの可能性について、それぞれご考慮いただける一助になればと願う。
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