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短期集中連載◎なぜ今『救急×緩和ケア』なのか part VI
心停止患者の家族にかけてはいけない言葉

2020/01/08
石上 雄一郎(飯塚病院 連携医療・緩和ケア科)

 日本の救急医療は外傷を中心に発展してきており、高齢者や終末期の患者に対する救急医療についてはまだ発展の余地があると思われる。実際、命に関わるがんや慢性疾患を持った多くの患者が救急外来を受診することを経験している1)

 救急外来で始める緩和ケアについてのエビデンスはまだ少ない。救急外来から緩和ケアを始めることで、生存期間は短縮しないがQOLが改善するという研究2)もあり、今後、日本でも救急の現場で緩和ケアを提供する重要性は高まると考えられる。

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