日経メディカルのロゴ画像

短期集中連載◎なぜ今『救急×緩和ケア』なのか part III
「精神疾患患者は受け入れたくない」と言う前に
精神科でも終末期医療ニーズは増加、他科の協力が必須に

2019/01/10
中澤太郎(独立行政法人国立病院機構九州医療センター)

 現在、精神科においても看取りを含め身体疾患への対応を要する状況が増加しているが、一方でそこには精神科特有の困難も存在する。精神科では「よくある」ことでも、他科の先生方にとっては「困る」「だから精神疾患患者の受け入れはしたくない……」と否定的な感情、スティグマ(偏見)につながることが往々にしてある。もちろん、そういった困難を知るだけで問題が解決するわけではないのだが、他科の先生方に「そういうこともあるんだな」と知っていただくことで、少しでも診療の際の負担感が和らぎ、精神疾患患者の診療に取り組む際のハードルが下がればと思う。

この記事を読んでいる人におすすめ