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ニュース◎ドクターズ・デモンストレーションが医師の働き方改革で声明
過労死ライン超えでは患者も医師の命も守れない
「上限案の年1860時間は、労働基準法に反する」と批判

 医師や医学生、看護師や過労死を考える家族の会のメンバーらも参加したドクターズ・デモンストレーションによる緊急集会が3月7日、衆議院第2議員会館で開催された。参加者らは口々に、医師の働き方改革に関する検討会で厚生労働省が示した医師の時間外労働の上限案を批判。「特例病院の上限は年1860時間で過労死ラインの約2倍だ」とし「労働基準法にも反する違法性が高いもの」と訴え、「過労死ライン超えては、患者も医師の命も守れない」と題するアピール文を採択した。

 ドクターズ・デモンストレーションの開催を呼びかけたのは、本田宏氏(医療制度研究会副理事長)、植山直人氏(全国医師ユニオン代表)、住江憲勇氏(全国保険医団体連合会会長)ら。

 集会には、医師や歯科医師、看護師や医学生ら70人が参加。それぞれの立場から、医師の働き方改革に関する検討会で示された厚労省案(関連記事12)の問題点を指摘した。全国医師ユニオン代表の植山氏は、1月17日に発表した「憲法違反が危惧される医師の働き方改革は許されない」と題する緊急声明を紹介(関連記事)。厚労省案の「特例病院の上限年1860時間」は「過労死ラインの約2倍」と指摘し、「この上限案は労働基準法に反する」と訴えた。

3月7日、衆議院第2議員会館で開催されたドクターズ・デモンストレーションによる緊急集会

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