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シリーズ◎医師の「働き方改革」
「独自の医師労働法制を」四病協が厚労省に要望

 四病院団体協議会は4月18日、独自の医師労働法制の制定などを求める「医師の働き方改革」に関する要望書を取りまとめ、同日中に加藤勝信厚生労働大臣宛ての要望書を提出した。

 要望書には、「医師の労働の特殊性を明確にした上で、現行の労働法制とは異なる独自の医師労働法制を制定することを要望する」と明記。特に、初期臨床研修医や専攻医としての研修期間は、医師としての研鑽を積む重要な期間であることから、「この期間を労働法制から除外し、労働時間を総合的・横断的に検証するための医療界が自主的に運営するシステムの検討を要望する」とした。

 四病協で「病院医師の働き方改革検討会」の委員長を務める日本病院会副会長の岡留健一郎氏(済生会福岡医療福祉センター総長)は日経メディカルの取材に対し、「特に研修医や専攻医に関しては、単純に時間外労働規制をしてしまうと自己研鑽の機会を奪うことになる。『一人前の医師』になるまでに時間がかかることで、医療の質の低下や地域医療の崩壊が起こる恐れがあり、医師独自の労働法制が必要だ」と話している。

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