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特集◎認知症は減らせる《食事の工夫で進行抑制》
多品目の食品摂取で認知機能低下を抑えられる?

 国内外のコホート研究から、認知機能低下に防御的に関連するとされている食品は多い。

 最近では、石川県七尾市中島町で金沢大学神経内科学教授の山田正仁氏らが取り組む「なかじまプロジェクト」により、緑茶を飲む頻度と認知機能低下との関連が明らかにされた。追跡期間約5年で、緑茶を全く飲まない群に比べて緑茶を週に1~6回飲む群では認知機能が低下するリスクがオッズ比0.47、毎日1杯以上飲む群では、0.32と有意に抑えられていた(M Noguchi-Shinohara, et al. PLoS One. 2014 14; 9: e96013.)。

 また、久山町研究でも食事のパターンと認知症の発症リスクとの関連を調べた結果が報告されている。同研究では、緑黄色野菜や牛乳・乳製品、大豆・大豆製品などを多く摂取し、米や酒の摂取が少ない食事パターンの方が認知症の発症リスクを有意に低下させていた(表3)。

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