Clostridioides difficile感染症(CDI)に対する標準的な治療は抗菌薬投与だが、再発率が高いのが課題とされている。再発を抑えるために欧米などで行われているのが糞便微生物叢移植(FMT)。海外のガイドラインの中には、複数回のCDI再発例で適切な抗菌薬治療が有効でなかった場合にFMTを強く推奨しているものもある。日本ではFMTはほとんど実施されておらず、再発性CDIに対するFMTの効果は十分に検証されていなかったが、2020年9月、先進医療として再発性CDIに対するFMTの有効性と安全性を検討する多施設共同研究が始まった。
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