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NEWS◎新たに明らかとなった膵腸連関
大腸炎改善のカギを握るのは膵臓の膜蛋白質?

 膵臓が細菌感染から腸管を守る働きを担っていることが初めて明らかとなった。膵臓から分泌される膜蛋白質Glycoprotein2(GP2)が、腸内細菌が組織や他臓器へ移行・感染することを抑えているというものだ。

 千葉大学大学院医学研究院イノベーション医学研究領域准教授の倉島洋介氏、東京大学医科学研究所粘膜免疫学部門特任教授の清野宏氏らの研究結果。同グループは、デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)や2,4,6-トリニトロベンゼンスルホン酸(TNBS)を使った薬剤誘発性大腸炎モデルを用いた研究により、GP2を欠損させたマウスでは腸内細菌の腸管上皮細胞への浸潤が起こりやすくなり、野生型マウスと比較して大腸炎が重症化することを明らかにした。結果の詳細は、Nature Communications誌オンライン版に2月16日に掲載された。

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