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特集◎これで解決!腸の不調《2》診断基準と治療
診断基準改訂で過敏性腸症候群の治療が変わる

新薬登場で単剤で済むように?

 新たな定義(本特集《1》参照)で過敏性腸症候群IBS)を拾い上げた後は、病型に合わせた治療を行う(図1)。下痢型は患者が自覚しやすいため比較的容易に診断できる。便秘型について鳥居内科クリニックの鳥居明氏は、「IBSは排便異常に注目しがちだが、便秘型は腹痛など腹部症状が強いのが特徴」と話す。東北大学東北メディカル・メガバンク機構の田中由佳里氏は、「便秘型の患者は、ストレスがかかるタイミングで腹痛や便意を催してトイレに駆け込むもののうまく便を出せず、会議を抜け出して複数回トイレに行ったり、トイレの滞在時間が長くなるといったことで日常生活に支障を来すことがある」と説明する。下痢型だけでなく、便秘型でも患者のQOLが低下し困っていれば、適切な治療介入が必要だ。

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