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シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定
「今改定は60点の少し上」、横倉・日医会長
猪口・全日病会長は在宅からの入院や介護との連携などの充実を評価

三師会の合同会見で発言する日本医師会長の横倉義武氏(右から2人目)

 厚生労働省中央社会保険医療協議会中医協)が2月7日の総会で2018年度診療報酬改定案を加藤勝信厚生労働大臣に答申したのを受け、三師会(日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会)と四病院団体協議会(日本病院会、日本医療法人協会、全日本病院協会、日本精神科病院協会、通称:四病協)は同日、会見を開いた。日本医師会会長の横倉義武氏は、「地域医療構想が実行に移される中、それに寄り添う診療報酬改定になったと思う。少ない財源の中、中医協委員の努力でより良い財源配分になったと理解している」と総括した。

 横倉氏は今改定の柱として、(1)かかりつけ医機能の強化、(2)働き方改革、(3)介護報酬との同時改定、(4)薬価制度の抜本改革、(5)医療技術の適正評価、(6)入院医療の改革――の6つを提示。「診療報酬本体の改定率が0.55%に決まった際は『60点』と採点したが、(最終的には)60点の少し上になったと思う」と一定の評価を示した。

 個別の改定項目についても言及。「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)が改定の度に見直されていることについて、「現場の医師や看護師が本来業務に集中できる仕組みを作ってほしい。その意味で、頻回改定はすべきではない」と要望した。一方で、初診時の診療機能を評価する観点から初診料の加算として機能強化加算(80点)が新設されたことに関しては、「かかりつけ医機能を推進する日本医師会との方向性に合致している」と述べた。

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