一般病院の2016年度の損益率は前年度比0.5ポイント低い-4.2%だったことが、第21回医療経済実態調査で明らかになった(表1)。11月8日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会に報告された。2016年度診療報酬改定で本体が0.49%のプラス改定となり、医業収益・介護収益ともに前年度に比べて増えたが、給与費の伸びなどにより医業・介護費用が膨らんだことが影響した。これらの結果は、2018年度改定に向けた基礎資料となる。
シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定
シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定
一般病院の2016年度の損益率、-4.2%に低下
医業・介護収益ともに増えるも、給与費の伸びが足かせに
2017/11/10
二羽 はるな=日経ヘルスケア
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
この連載のバックナンバー
-
2018/04/06
-
2018/02/11
-
2018/02/10
-
2018/02/09
-
2018/02/08