日経メディカルのロゴ画像

特集◎どうする?その失神《3》
高リスクな心原性失神を見逃すな

 失神が確定したら、その原因疾患を特定する必要がある。しかし、通常の診察では異常所見を認めないことがあり、初診時に原因疾患を特定するのは困難な例が少なくない。そのような場合に、日本循環器学会などによる「失神の診断・治療ガイドライン[2012年改訂版]」(以下、ガイドライン)が推奨するのが、病歴聴取や身体所見(血圧測定を含む)、心電図検査などで高リスク所見(表3)の有無を確認し、患者のリスクを階層化することだ(本特集《2》図3参照)。心原性失神は予後が悪いため、高リスク基準は主に心原性失神を疑う所見となっている。

この記事を読んでいる人におすすめ