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特集◎リハビリが変わる、医療が変わる《2》
回復期リハ◆入院生活全てをリハビリに
朝夕に更衣、家庭用浴槽で入浴…

 早期から集中的にリハビリを行うほどADLは改善するという考えから、先駆的な回復期リハビリ病棟では、入院生活の中でできるだけ多くの訓練量をこなせるプログラムを提供している。訓練内容についても、自宅での生活により近い形でADL訓練などを行うのが主流になってきた。

 初台リハビリテーション病院(東京都渋谷区)も、2002年の開設当初から、こうした考え方でリハビリを提供してきた。入院患者は脳血管疾患(65.6%)、頭部外傷(9.4%)、骨折(6.8%)などで重度者が多い。在宅復帰率は約85%。平均在院日数は92.4日だ(いずれも2015年実績)。

毎日休みなくリハビリ実施
 リハビリ内容で特徴的なのは、診療報酬を算定できる1日3時間(疾患別リハビリテーション料9単位)の個別リハビリ訓練の時間だけでなく、朝起きてから夜寝るまでの入院生活全てをリハビリと位置付けている点。看護師や介護福祉士などの全スタッフが、自立支援の観点から日常生活のケアに関わっている(表1)。

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