日経メディカルのロゴ画像

特集◎リハビリが変わる、医療が変わる《1》
廃用症候群の予防◆早期リハ+栄養管理がカギ

「高齢者は数日の安静臥床で廃用症候群を発症し得る。安静は体に悪い」と語る横浜市立大の中村健氏。

 「高齢者は予備能力が低く、数日安静臥床とするだけで廃用症候群を発症し得る」。横浜市立大学リハビリテーション科の中村健氏はこう強調する。廃用症候群は「生活不活病」とも呼ばれ、安静臥床が続くことで生じる様々な機能低下を指す。入院患者で発症すると治療期間の延長や退院時のADL低下につながる。

 急性期はとかく原因疾患の治療に重点を置きがちだが、疾患が治癒しても廃用症候群を生じれば患者の予後は悪化する。中村氏は、「そもそも廃用症候群は予防すべきもの」とし、そのためにも早期にリハビリを開始することが重要であり、予後の改善にもつながると話す。

この記事を読んでいる人におすすめ