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特集◎緩和ケア 7つの誤解
誤解2◆予後は予測できない

 「ちょっと前までは元気だったのに、急に体力が落ちてあっという間に亡くなってしまった」──。こんな最期を見て、癌患者の予後は予測できないと感じている医師は少なくない。

 一般的な慢性疾患では、時間とともに徐々に体力が低下するのに対し(図2)、癌患者の場合は「ある頃から急激に体力が落ちて思うように動けなくなり、そこから1~2カ月ほどで死亡するといった転帰をたどることが多い」(廣橋氏)。さらに、終末期の癌患者の予後予測は実際の予後より楽観的になることや、医師の経験にも左右されることが報告されている。

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