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特集◎年代別 医師の転職大研究【CASE1】
あえて手術件数の少ない病院に転職
金森 茂雄氏(木沢記念病院[岐阜県美濃加茂市])

かなもり しげお氏
2005年高知大学医学部卒。千葉徳洲会病院、弘前記念病院を経て2009年に木沢記念病院へ。現在は関節再建センターに所属し、整形外科医長として膝関節を中心に人工関節手術を手掛けている。日本整形外科学会専門医。
写真撮影:森田 直希

 「手術症例の豊富な病院で腕を磨きたい」。外科系の医師であれば、そう考えることが多いのではないだろうか。だが、木沢記念病院整形外科の金森茂雄氏(38歳)は、真逆のことを考え同病院への転職を決意した。

 「人工関節の手術件数が多い病院では、ベテランの医師が中心となっていて、若手に術者の役目がなかなか回ってこない。件数が少ない病院にこそチャンスがあると思った」

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 金森氏は2005年に高知大学医学部を卒業後、千葉徳洲会病院(千葉県船橋市)で初期研修を受け、整形外科を志望するようになった。

 「人工関節手術や外傷治療の経験を積みたい」と考え、後期研修先に選んだのが青森県の弘前記念病院(弘前市)だ。このときは、医師1人当たりの手術件数の多さが決め手となった。弘前記念病院では年間200件を超える手術に関わった。「整形外科の専門病院でスタッフが手術手順などに習熟していて、とてもやりやすかった」。

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