間質性肺炎による死亡者まで出てしまった小柴胡湯とインターフェロンの併用。相互作用のリスクなども分からない状態で、慢性肝炎患者に対して小柴胡湯が多用されたことが原因の1つとする意見もある。このような過去を繰り返さないためにも、漢方薬を用いる際には西洋薬との相互作用にもしっかりと注意を払う必要がある。一方で、漢方薬の処方を希望する患者の大半は、西洋薬だけでは効果を実感できていない人たちであり、漢方薬には西洋薬の効果を補い、望ましい相乗効果を期待することも可能だ。併用を避けるべき漢方薬と西洋薬の組み合わせや、相乗効果を期待できる組み合わせなどを紹介する。
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