新型コロナウイルス感染症の流行により長引く自粛生活。受診を控える傾向は続き、代わりにセルフメディケーションへの関心が高まっている。特に「副作用が少ない」とされている漢方薬はドラッグストアでも手に入り、セルフメディケーションとして取り入れやすい。しかし、漢方薬にももちろん副作用はある。今後、漢方薬を長期にわたって服用する患者が増えれば、「血圧が上がった」「むくみが出た」「下痢が続く」といった症状が実は漢方薬の副作用だったというケースが増加するかもしれない。プライマリ・ケアにも精通した飯塚病院(福岡県飯塚市)東洋医学センター漢方診療科診療部長の吉永亮氏に、副作用に注意すべき生薬や漢方製剤、副作用による有害事象を未然に防ぐコツなどを聞いた。(文中敬称略)
シリーズ◎薬の上手な使い方
インタビュー◎飯塚病院東洋医学センター漢方診療科診療部長の吉永亮氏に聞く
副作用に注意すべき“イエロー”の生薬
漫然とした処方にはご用心!
2021/01/07
聞き手:宇津木 菜緒=日経メディカル
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
この連載のバックナンバー
-
2021/01/13
-
2021/01/07
-
2016/05/12
-
2016/04/20
-
2016/04/19